日本人も済む街、香港の地域差について

香港と一くくりに言っても、小さな土地の中で、実はいくつかの地域に分かれています。その中で、私が実際に仕事で住んでいた地域を、大きく二つに分けて、違いをご紹介します。

まず、おしゃれで発展したイメージの香港島です。こちら側には、世界の金融の中心や高級ブランドのショップが立ち並び、比較的外国から来た人が多いです。香港と聞いてまずイメージするであろうところは、香港島側にあります。スタイリッシュな建物や英語表記が多く見られます。もちろん庶民向けのレストランも探せばありますが、特に海沿いには高級なレストランが立ち並んでいます。世界三大夜景で有名なビクトリアピークは香港島にあります。町が発展していて、夜も眠らないからこそ、美しい夜景が見られるのでしょう。日本人の駐在員などがよく住んでいるポイントでもあります。

そして、エネルギッシュな印象のクーロン半島です。クーロン半島側に行くと、庶民と思われるの人々の日常が垣間見れます。ローカル色が強く、街の看板も中国語が目立ちます。香港島で見た国と同じところとは思えないほどの差です。中国を感じたいのであれば、クーロン側をおすすめします。ただし、香港島と向かい合っている沿岸には高級住宅街やおしゃれなオフィスビルがあり、よく観光ガイドの写真に出てくる香港のイメージです。こちらも日本人駐在員が生活拠点にしている傾向がありますね。

日本人にも不思議な魅力のある街、香港で

以前出張で香港に行ったことがあります。いまは中国の1部ですが資本主義でビジネスもしやすい土地柄です。
平地が極端に少ない香港では、超高層ビルはひしめき合うように建ち並び、まるで空を遮るように一寸の隙間もありません。近代的なビルは勿論ですが、築年数が相当古そうなものもあります。

一歩ビルの間に入ると、商業用施設と住宅が混在し、店の看板の隣りには、洗濯物がぶら下がっているような不思議な光景が見られるでしょう。

実際私が宿泊したホテルの真向いはアパートで、カーテンを開けると僅か数メートル先でお母さんらしき人が、壁に直接備えつけられた洗濯竿に、洗濯物を干していました。

私は慌ててカーテンを閉めましたが、香港の方にとっては窓の近しさなどは慣れたものであり、その後も、部屋を掃除したりご飯支度をする一般の生活風景が覗けてしまいました。

また、雑貨や衣服などを売るたくさんの屋台が連なった道を、人の多い大通りを避け、軒下をくぐるように歩いていると、そこで食事をする家族の光景なども当たり前のように見る事が出来ました。

醤油の焼けた香ばしい香りと、売り物の少し高級感のあるバックが混然一体としている様子は、見知らぬ国に来たという感覚を味合わせてくれます。

香港には、それほどたくさんの観光地はありませんが、逆に、日本では余り見られない生活様式を街中で気軽に見られるので、そう言ったところに寮や住居を構えてビジネスの拠点にされると良いでしょう。